活動内容
日本国内 / 啓発
テロや海賊の元当事者との対話から
問題の多面性や解決への糸口を考える。
海賊やテロに関与した経験を持たれる方々とオンラインで繋ぎ、日本の皆様と参加型対話プログラムを開催することで、紛争テロの背景に対する深く豊かな理解や気づきを促します。複雑な社会問題を抱える世界で私たちはどう向き合うべきなのか、じっくり考えます。
アクセプト・インターナショナルの
参加型対話プログラム開催に寄せて
PURPOSE OF THE PROGRAM
テロや紛争という深刻な国際問題は、複雑な歴史的背景や多面性があります。
アクセプト・インターナショナルは、世界各地の紛争地でいわゆるテロリストやギャングの方々の脱過激化・社会復帰支援を続ける中で、彼ら一人一人と向き合いこれらの問題の複雑さや難しさと向き合い続けて参りました。
その中で、いわゆる元海賊や元テロリストの方々からより多く幅広い人々を巻き込みたいという思いを伺ってきました。
そこで、ソマリアやインドネシアで海賊およびテロ行為に関与した経験を持つ方々をゲストに招き日本の皆様が主体者として対話する機会を創ります。
直接的な対話を通じて彼らの行動の背景や論理に迫ると共に、いわゆる元海賊や元テロリストの方々と日本の皆様双方に豊かな理解や新たな気づきをもたらすことを目指します。
EXPERIENCE
唯一無二の経験
一方的に知識や経験を得るスタディツアーではなく、テロや紛争に関わった経験を持つゲストの方々と直接対話し、
あなたがゲストの方々へ新たな気づきをもたらす双方向的なミッションです。
講義
グローバルな課題である
テロや紛争についての丁寧な講義
対話・議論
海賊やテロの元当事者と直接話し
既存の認識や考えが揺さぶられる対話
当事者化
主体者として問題に向き合い
あなたがゲストへ気づきをもたらす
BENEFITS
得られる価値
テロや紛争の問題を多面的に捉え、その難しさと向き合いながらもポジティブな対話を紡ぐ、
紛争解決の第一歩をあなたが自身が主体者として築いていくことができます。
01
多面的な認識
テロや紛争に関わる人々や問題
を深く多面的に認識する
02
対話力
複雑な問題やゲストの背景に
真正面から向き合い議論する
03
修了証
留学やキャリアアップ時に
活用できる修了証を取得
SCHEME
イベント実施概要
アフリカのソマリア、東南アジアのインドネシアのいわゆる元海賊・元テロリストの方々をオンラインで繋ぎます。
彼らとの対話に備えるオンデマンドの事前講義や対話を踏まえたご参加者様同士の議論や発表を含む充実のプログラムです。
イベント名
【参加型対話プログラム】対話実践から相容れない他者との向き合い方を考える
※ソマリア・インドネシアに係る複数のバージョンを実施
体制・頻度
Zoomを用いたオンライン形式(通訳あり)
不定期
時間
事前講義、対話、ディスカッションの、
計3日程のプログラム
※一部オンデマンド参加あり
内容
(1)事前講義:テロ/紛争/海賊の世界史や現代の対応
(2)対話:元海賊/元テロリストの方との直接対話
(3)議論・発表:テロ/紛争/海賊に係る問いを議論
定員
15名程度(最小催行人数 6名)
※ゲストとの深い対話を重視するため少人数で開催
※最低催行人数に満たない場合は開催を見送る場合がございます
金額
社会人の方:9,500円/回(税込)
学生の方:5,500円/回(税込)
※外部サイト(Passmarket)よりお申込み
PREVIOUS EVENTS
過去実施イベント
VARIATION
01
インドネシアのテロリスト編
世界最大のイスラム国家であり過激派によるテロの脅威を抱えるインドネシア―。
アル・カイダやイスラム国(IS)が目指すグローバルジハードの思想に大きく影響した十字軍の歴史を振り返りながら、現代の過激な主義主張に対し私たちは何を言えるのか考えます。
02
VARIATION
ソマリアの海賊編
海上安全保障問題として近年国際問題化しているソマリア沖の海賊―。
歴史上世界中に存在してきた様々な海賊の各地での機能とイメージ像を振り返りながら、現代の海賊の代表例であるソマリアの海賊をどのように捉えるべきか考えます。
03
VARIATION
ソマリアのテロリスト編
1980年代から続く紛争やテロにより「比類なき人類の悲劇」と呼ばれたソマリア―。
今も混乱を極める紛争やテロの構造・歴史や国際社会の対応の流れを振り返りながら、日本から遠いアフリカにおける紛争やテロに対し私たちは何を言えるのか考えます。
VOICES
ご参加者の声
20代 / 学生
一人一人に意見を言う時間がとられていて非常に勉強になりました。人の考えは思ったより変わらないもので、それぞれがアイデンティティとして持っている大事な部分を否定せず認め合っていくことの重要性や難しさを再認識できました。考えやアイデンティティの異なる人に限らず、他の人と対話をする際に気をつけるべきポイントも学ぶことができました。
30代 / 会社員
ゲストとの対話を通じて、自分が予期していないような全く異なる背景・価値観を持っている方がいることを実感できました。テロや海賊の問題に限らず、正解のない社会課題に対して、じっくり考え議論できたことがとても貴重な経験になりました。対話を大事にして身の回りの課題解決にも生かしていきたいです。
30代 / 会社員
テロ行為や海賊に対しては、ほとんど一方的な悪だと恥ずかしながら思っていました。しかし、実際に行為に加担したゲスト本人の想いを聞いたときに、どんな事にも行動の背景があり、複雑な課題の解決に向けてはそれを理解していく事が必要なんだと感じました。第三者として何ができるかを今回だけで終わらず、定期的に考えていきたいと思いました。
40代 / 教育関係
海賊行為、テロそれぞれの背景や含意をしっかり考えたうえで当事者と対話ができました。ミッションを経て、自分にできることは、引き続き知り考え共有することだと感じました。もしも参加を迷っている方がいたら、しっかり濃い内容だということをアドバイスしつつぜひお勧めしたいです。
FAQ
よくあるご質問
オンラインスタディツアーとは異なるのでしょうか?
元テロリストの方との対話を通じて、参加者の皆様に学びを一方的に提供するのではなく、参加者の皆様・元当事者の方が互いに新たな学びや気づきもたらすことができるような企画としたいと考え、オンライン対話ミッションとして実施いたします。
Q
Q
学割はありますか?
学生の方(~大学学士)は5,500円(税込)にてご参加いただけます。
Q
正式な修了証は発行されますか?
全プログラムにご参加いただいた方(希望者のみ)に修了証(英文も可)を授与いたします。
Q
紛争やテロについて研究をしており、ゲストの方と直接連絡を取り合いたいのですが可能ですか?
危機管理の一環としてゲストの方との直接のご連絡等は控えていただけますと幸いです。なお、ご質問等がある場合は、当法人を通じてゲストに質問し回答をご共有させていただきます。
海賊やテロに関わった経験を持たれるゲストの方との対話に危険はないのですか?
Q